くらし辞典

暮らしに役立つ情報サイト

子供のADHDチェック。特徴や原因は?治療で治る?教育や対応法

20150806_1_1ADHDとは、注意欠陥・多動性障害の略語で多動性・不注意・衝動性が主な症状の行動障害です。
大人になって発見されることもありますが、先天性の病気と考えられており、子供の頃から症状は見られます。

少し落ち着きのない子供だと思って放置し、適切な支援がないまま過度のストレスにさらされれば、ほかの情緒障害を引き起こすこともあるようです。
子供のADHDについて原因や特徴、治療法を見ていきましょう。

 

Sponsored Link

診断チェックリスト

お子様がADHDかどうかチェックしてみましょう。
医療機関で診断を受ける前に、以下のチェックリストでADHDの傾向があるかどうかチェックしてみてください。
8個以上あればADHDの疑いがあります。


●じっとしているのが苦手で、常にそわそわしている

●集中して他人の話を聞くことができない

●列にならぶことができず割り込んでしまう

●物をよくなくしたり、忘れ物が多い

●遊びでケガをよくする

●時と場所をわきまえた発言や行動ができない

●宿題や課題を途中で放り出すことが多い

●授業中に歩き回ることがよくある

●友達が少なく、集団行動が苦手

●怒りっぽく、癇癪をよく起こす

●友達の邪魔をよくする

●順序立てて物事を行うのが苦手

●相手の話を最後まで聞かずに答えたり行動する

●しばしば大切な用事や約束を忘れる

●静かにするのが苦手で、よく注意される

 

医療機関での診断時に説明するのにも利用できますので、是非チェックしてみてください。

 

原因

ADHDの原因は、まだはっきりと分かっていません。
先天的な脳の障害で、遺伝が原因とするのが有力な説です。
しつけ育て方のせいでADHDが発症することはありません。

しかし、しつけや育て方がADHDの症状に影響を与えることはあるので、注意が必要です。
ADHDは本人のせいではないので、周囲の理解適切な支援が必要になります。

 

子供のADHDの特徴

ADHDの症状は、不注意・多動性・衝動性です。

不注意の特徴は、一つのことに集中することができずすぐに気がそれてしまう一方で、自分の好きなことには集中しすぎてしまい、切り替えることができません。忘れ物が多いのも特徴です。

多動性の特徴は、おしゃべりが止まらなかったり、無意識の体の動きがあげられます。

衝動性の特徴は、感情のコントロールが苦手で、自身の発言や行動を抑えることができません

個々の患者によって不注意・多動性・衝動性のあらわれ方には特徴があるので、詳しくは専門の医療機関での診断が必要です。

以下の動画も参考にしてください。

 

治療

ADHDの症状は完全に治療することはできませんが、早期に発見して適切な対応をすれば、二次的な障害を予防することができます。
また適切な治療によって、年齢が上がるとともに症状が落ち着くことも多くあるようです。

診断は小児神経科児童精神科などの専門の診療科に行く必要があります。
これらの診療科はがあるのは大学病院や総合病院などです。
発達クリニック子供のメンタルクリニックといった名称で開業している医院もあります。

治療には「教育・療育的支援」「お薬による治療」の2種類があります。
教育・療育的支援では、子供が自分の特性を理解して、自分の行動をコントロールできるように指導することが目的です。
薬はアトモキセチンとメチルフェニデートというものが使用され、どちらも脳内の不足物質を改善する働きがあります。

治療にかかる費用ですが、小学生や幼児の場合なら保険適用です。
自治体によっては、診断から治療まで全て無料になる場所もあります。
ただしカウンセリングなど専門家の面談を受ける場合は保険が適用されず5,000円〜10,000円の費用がかかってしまうので、注意が必要です。

 

ADHDの子供への対応、教育方法は?

ADHDのお子様に教育する場合、いたずらに厳しくしても効果はありません。
お子様が生活を送るのに支障が無いように環境を整えることや、ADHDの特性を理解して接することが大切です。

勉強の際には、おもちゃやテレビなど集中を妨げる物を排除して、部屋の隅に学習場所を設置しましょう。
指示する際には、具体的に絵を描いたり、チェックリストを作成することが大切です。

またきちんとできた場合は、すぐさま褒めるようにしましょう。
逆に好ましくない行動をとった場合は、遠くから見守り、無視するようにします。
その後好ましい行動を取ったら、すかさず褒めるようにしましょう。

 

まとめ

ADHDは、脳の障害によって不注意・多動性・衝動性などの症状が見られる先天的な病気です。
子供に見られる場合、育児やしつけに問題があったのかと保護者が責められがちですが、保護者にも子供にも責任はありません。

ただしADHDの子供には適切な支援が必要で、特性を理解したうえで教育やしつけをする必要があります。
頭ごなしにしからず、環境を整えることや具体的な指示を与え、良いタイミングで褒めるなどしましょう。

医療機関の診断を受けて、相談することも大切です。

Sponsored Link

コメントを残す