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子供の中耳炎の症状・原因。幼稚園やプールお風呂は?切開や薬で治す

20150727_1_1中耳炎は、耳管を通って中耳に入った細菌やウィルスが鼓膜などに炎症を起こす症状です。
風邪やアレルギーの合併症として起こります。
子供は耳管の免疫機能が未発達なため、中耳炎になりやすい傾向があるようです。

風邪を引く度に中耳炎を発症する子供もいます。
成長するに従って中耳炎になることもなくなりますが、発症した中耳炎をきっちり治さなければ、後遺症として難聴に陥ることもあるので注意が必要です。
子供の中耳炎について、症状や治療法を見ていきましょう。

 

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症状

中耳炎には、急性中耳炎と滲出性中耳炎があります。

急性中耳炎では耳痛難聴耳閉感耳鳴(耳鳴り)発熱耳漏(耳だれ)などが主な症状です。
鼻の膿が喉に下りて痰になれば、を出すことがあります。

鼻水や咳が出ていても風邪と決めつけずに、中耳炎や蓄膿症も疑いましょう。
子供が風邪になって小児科などに行ったときは、ついでに中耳炎の症状がないか、耳も見てもらうことをおすすめします。

 

滲出性中耳炎になれば、痛みはないものの耳が聞こえにくくなってしまい、集中力の低下呼びかけても返事が遅くなるといった症状があらわれるでしょう。
子供の場合は中耳炎の自覚症状がないことが多いため、大人が気づいてあげる必要があります。

子供がやたらテレビの音を大きくしていたり、聞き返したりするなどの仕草を見せれば、滲出性中耳炎の可能性がありますので、念のため耳鼻科を受診しましょう。

 

治療法

中耳炎の治療にも2段階あり、初めの1週間の急性中耳炎の段階と、その後の滲出性中耳炎の段階でそれぞれ別の治療がされます。

■急性中耳炎の段階
急性中耳炎の間は、痛みを乗り越えることに主眼を置きます。
中耳炎の痛みは2〜3日で治まるため、痛み止め耳の周辺を冷やして乗り切りましょう。
耳の中の膿が溜まれば耳から「みみだれ」がたれてくるので、たれてきた分だけふき、奥にあるものは耳鼻科で吸い取ります。

中耳の炎症が余程酷い場合は抗生剤で炎症を抑えますが、たいていの中耳炎は抗生剤なしで治るので、抗生剤が使用されるのは非常に稀です。
また耳への細菌は鼻から入ってくるので、菌がこれ以上は入らないように鼻水を小まめに取り除きましょう
鼻水・鼻づまりを取り除くことで、治りが早くなります。

 

■滲出性中耳炎の段階
急性中耳炎の段階が過ぎれば、滲出性中耳炎になります。
滲出性中耳炎では耳の奥に残っている膿が無くなるまで治療しますが、大切なのはきっちり無くなるまで耳鼻科に通院することです。

膿がまだ残っているにもかかわらず治療を止めてしまうと、再発したり、後遺症が残ってしまいます。
医師が完治したと診断するまでは、耳鼻科に通い続けましょう。
2〜3ヶ月の長丁場になることもありますが、根気よく通い続けることが大切です。

基本的に中耳炎の治療は耳と鼻の中の膿を吸うだけですが、3ヶ月を過ぎても膿が残るようであれば、鼓膜にチューブを入れる鼓膜切開による治療が検討されます。
ただし、鼓膜切開や薬による治療は極力避けられるべきものです。
聞こえが下がったり高熱が出る、痛みや腫れが酷くなる場合には、仕方なく鼓膜切開や薬による治療が施されますが、根本的な治療ではなく、あくまで一時しのぎにしかならなりません。

実際には、お医者さんが子供の容態に合わせて適切な治療法を検討してくれるでしょう。

 

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幼稚園やお風呂、プール

急性中耳炎の段階でも、痛みが落ち着いて熱がないようであれば、幼稚園に通っても問題ありません。お風呂も大丈夫です。

ただし、耳の中に水が入ると感染が酷くなることがあるので、注意しましょう。
髪を洗うのは控えるか、耳に水が入らないよう注意しながら洗う必要があります。
耳に水が入ってはいけないので、プールなどで水泳させることも厳禁です。

耳に水さえ入らなければ、そのほかの生活については通常通りで問題ありません。

 

まとめ

中耳炎は、風邪やアレルギーをきっかけに中耳の鼓膜を炎症させる病気です。
子供は中耳炎にかかりやすい体質なので、中には風邪を引く度に中耳炎を発症する子供もいます。

中耳炎自体はきっちり治療すれば治る病気ですが、きちんと治さなければ難聴など後遺症を引き起こすこともあるので、注意が必要です。

また滲出性中耳炎の場合、子供は症状を自覚しないことも多くあるので、耳が聞こえていないような仕草を子供が見せる場合は、親御さんが気づいて耳鼻科に連れて行ってあげなければいけません。

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