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大人の中耳炎の症状は痛み・発熱・めまい・頭痛?自然治癒することも

20150724_1_1中耳炎とは、細菌が中耳に入ることで炎症を起こす症状です。
子供の方がかかりやすい病気で、大人になるとかかりにくくなりますが、その分大人がかかれば重症化する傾向があります。
大人が中耳炎にかかった際の原因や症状、治療法について見ていきましょう。

 

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原因

多くの場合、中耳炎になる原因は風邪からの合併症です。
鼻や喉から、菌が耳管を通って中耳に炎症を起こします。
風邪を引いて耳に異常が発生すれば、ほとんど中耳炎だと思いましょう。

他にも過度なストレスによって耳管の免疫力が下がり、中耳に炎症を起こす場合もあります。
耳の機能が未熟な場合も中耳炎を引き起こすことがあるようです。
10歳以下のまだ耳の機能が未熟な子供や、50〜60歳以降の加齢によって耳の機能が衰えた方に見られます。

 

症状

中耳炎の症状は、急性中耳炎滲出性中耳炎で症状が違います。
それぞれ見ていきましょう。

■急性中耳炎
鼻水・頭痛・めまい
耳の激痛
耳が片側だけ良く聞こえない
痛みが治まった後も聴力が回復しない

これに加えて、発熱や悪寒などの症状があらわれることがあります。
急性中耳炎は耐えがたい激痛と不快さを伴うので、日常生活や業務に様々な不都合が発生するでしょう。

 

■滲出性中耳炎
耳の聞こえが悪く、詰まったような感じがする
耳の中に自分の声が響く
あくびをするとプールで水が入ったような感覚になる

急性中耳炎が激痛を伴う中耳炎であるのに対して、滲出性中耳炎は痛みのない中耳炎です。
中耳に液体が溜まることで起こる症状で、難聴に陥り、日常の様々な場面で不便を感じます。
滲出性中耳炎にかかった人はテレビの音を大きくしたり、しゃべる声が大きくなったりするでしょう。
急性中耳炎に比べて痛みを伴わないので放置されがちですが、進行すれば真珠腫性中耳炎に悪化する可能性があるので、注意が必要です。

 

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治療法

治療法についても急性中耳炎と滲出性中耳炎でそれぞれ異なります。
それぞれ見ていきましょう。

■急性中耳炎の治療法
急性中耳炎の治療法は、1週間程度で自然に治るので、痛みを抑えて乗り切ることになります。
具体的には以下の方法です。

❶痛みを止める
急性中耳炎の痛みは2〜3日しか続きませんので、痛み止め耳の後ろを冷やすなどして乗りきります。

❷出てきた膿を拭く
耳の中に膿が溜まれば自然と膿が出てきます。
耳の周りの垂れてきた膿だけを拭いて中に溜まっている膿は耳鼻科で吸い取ってもらいましょう

❸抗生剤を飲む
基本的に使うことはありませんが、腫れが非常に強いときだけ抗生剤を飲みます。
しかしほとんどの場合抗生剤なしでも中耳炎は治るので、使うことは非常に稀です。
なお他の風邪薬などは飲んでも効果を発揮しないので、飲まないようにしましょう。

❹鼻水を吸う
中耳炎には鼻水を吸い取ることも有効です。
鼻の通りが良ければ中耳炎も早く治ります
家庭内で鼻を吸いきれない場合は、耳鼻科にて吸い取ってもらいましょう。

 

■滲出性中耳炎の治療法
滲出性中耳炎の場合は、膿が完全になくなるまで吸い取ることが大切です。
少なくとも3ヶ月間は経過を見守るようにしましょう。
ある程度症状が改善すると治ったような気がして通院を止める方がいますが、鼓膜の奥の膿を完全に取り切ってしまわなければ、再発の危険性があります。

1週間毎に通院して根気よく治していくことが大切です。
中耳の液体を取り除く方法には、耳管通気鼓膜切開鼓膜チューブ留置などがあります。

耳管通気は、鼻咽腔の耳管の開口部から空気を送り込んで通りをよくする治療法です。
鼓膜切開は鼓膜に穴を開け、液を取り除く方法になります。鼓膜は切開しても数日で自然に治るようです。
鼓膜チューブ留置は、鼓膜にチューブを挿入する方法になります。膿がドロドロして自然にとるのが望めない場合に行われる治療法です。

それぞれ、耳鼻科の先生が患者の容態に合わせて適切な方法を選んでくれるでしょう。

 

後遺症

滲出性中耳炎の場合、きちんと治ったことを確認しなければ、経過不良から後遺症として難聴に至ることがあります。
急性中耳炎から、後遺症として滲出性中耳炎に至ることもあるようです。

いずれにしても大切なのはきっちり治すこと。
しっかりとした治療を行えば後遺症に至ることはまずないので、治ったかどうか確認するのを怠らないようにしましょう。

 

まとめ

中耳炎は子供に多い病気ですが、大人もかかることがあり、重症化する傾向があります。
激痛を伴う急性中耳炎と、耳の通りが悪くなるだけの滲出性中耳炎があり、それぞれ症状や治療法が違うので耳鼻科の先生に適切な治療法を提案してもらいましょう。

きっちりと治療しなければ、後遺症として難聴になることもあるので注意が必要です。
特に滲出性中耳炎の場合、自己判断で治ったと勝手に判断せずに3ヶ月はお医者さんに通い続けましょう。

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