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膠原病とは?初期症状は皮膚の発疹、熱、咳?病院は何科?寿命に影響?

20150515_1_1膠原病は、全身性エリテマトーデスや慢性関節リウマチなど、特定の病気のグループを示す用語です。
通常の病気はいずれかの臓器に障害が起こって発症しますが、膠原病に含まれる病気は原因がはっきりしておらず、多数の臓器において同時に障害が発生する特徴があります。

また、普段は自分の体を外界からのウイルスや細菌から守ってくれる免疫が自分の体の成分を攻撃するのも特徴です。
女性に多い病気でもあるので、特に女性の方は注意が必要になります。

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膠原病の症状と原因

20150515_1_2膠原病は、1942年と比較的新しく提唱された病気で、医学的にも解明が不十分で、原因がはっきりしていません。
免疫異常・体質・遺伝・細菌感染・紫外線などが原因であると考えられています。

初期症状は風邪と類似しており、発熱・咳・関節痛・下痢・腹痛・手足の痛み・むくみ・しびれ・倦怠感・湿疹・発疹などです。
これらの症状が1ヶ月以上続いた場合、膠原病の可能性も疑ったほうが良いでしょう。

慢性的に経過することもあり、病状が一時的に軽度になったり、再び重度になったりを繰り返しながら進行する場合もあります。

 

寿命

膠原病にかかった場合、重度のものであれば発病後すぐに死亡に至る場合もあります。
症状が軽度のものですぐに適切な処置をすれば、発症後20年以上生存したり、普通の寿命まで生存できることもある病気です。

膠原病の代表格であるエリテマトーデスは、以前は50%以上の確率で3年以内に死亡する病気でしたが、現代では治療法の進歩もあって95%以上の患者が5年以上生存しています。
寿命に関しては病状や治療の経過によってまちまちです。

 

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何科を受診すればいいのか?

20150515_1_3膠原病の疑いがある場合、その症状によって何科を受診するか決めましょう。
関節痛ならば整形外科、発疹なら皮膚科、微熱なら内科というように、はじめは該当する症状に応じた科で受診して、そこで検査を受けることで膠原病かどうか振り分けられることになります。

検査の結果、膠原病の疑いがあるとなれば、専門医のいる医療機関を紹介してもらうことになるでしょう。

 

治療法

膠原病は、残念ながら未だ原因が特定できていない病気のため、完治することはできません。
しかし症状を抑えることはでき、日常生活に支障を来さない状態まで回復させたり、病状によってはほぼ健康状態と変わらない状態まで持って行ったりすることができます。

一般的な治療に使われるのは、ステロイド免疫抑制剤です。
これにより、炎症をある程度抑制することができます。
また最近ではステロイドでは制御できない症状に対処するために、漢方薬を使用したり、整形外科手術を行うなどのアプローチもされており、効果を発揮しつつあります。

 

まとめ

膠原病は、原因が不明で治療法が確立しておらず、病状も人によってまちまちなやっかいな病気です。
放置していれば日常生活に支障を来し、最悪死に至ることもあるので、早期に発見し治療を受けるのが重要になってきます。

現在は治療法の進歩もあって、ステロイドなどを使えば日常生活を送れる程度にはコントロールできる病気です。
また新しい治療法も順次発見されているので、重病の方もあきらめずに治療に臨みましょう。

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Comment

  1. 長谷川 より:

    大変、参考になりました。有り難うございます。

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