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【急性胃腸炎】症状・原因・潜伏期間・治し方・予防法

20150508_1_1突然襲う嘔吐と下痢・・・場合によっては高熱を伴う急性胃腸炎。
重篤化する病気ではないものの、完治するまでの2〜3日は本当に辛いですね。

急性胃腸炎と言うと、冬場に流行するノロ、ロタウィルスを思い浮かべる方が多いかもしれません。

しかし気温も湿度もあがる、春~夏も要注意!
急性胃腸炎には、ウィルス性・細菌性・ストレス性と種類があり、年間を通して注意が必要なのです。

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どんな症状?

20150508_1_2急性胃腸炎は、症状や持続期間に個人差があり、様々です。

風邪と同様、鼻水から症状が始まり、血便下痢嘔吐などの症状を引き起こし、食欲が減退していきます。

場合によっては、胸やけむかつき腹痛発熱などを伴うことになり、すぐに症状が治まる場合もありますが、酷くなれば脱水症状に至ります。

まれに血圧低下意識障害など、ショック症状を起こすこともあるようです。

発熱を伴うことが多く、乳幼児や高齢者は重症化しやすいので注意が必要です。

 

原因は何?人にうつるの?

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急性胃腸炎の原因は主に3つ。

❶ ウィルスが原因
ノロウィルス、ロタウィルス、アデノウィルスなどが代表的です。
冬場に流行し、体力のない乳幼児・高齢者が特にかかりやすい「お腹にくる風邪」です。

❷ 細菌が原因
O-157、サルモネラ、腸炎ビブリオなど夏場の食中毒と呼ばれるタイプです。
生肉、生魚にはくれぐれもご注意を。

❸ ストレスが原因
仕事、家庭、学校でのストレスも溜め過ぎると胃腸炎を引き起こします。
重症化すると腸からの出血が止まらなくなることも。

 

感染経路は、口の中に入れるもの、主に食べ物です。海外旅行中に現地の食材や飲み水から感染したり、ペットなどから感染することもあるようです。

食べ過ぎや香辛料、アルコール類、ステロイド・抗がん剤などの薬物が影響していることもあります。

また、人にうつるのはウィルス性の胃腸炎で、細菌性の胃腸炎は人にうつることは少ないとされています。

 

潜伏期間・発症期間・二次感染期間

下記はウィルス性胃腸炎の潜伏期間・発症期間・二次感染期間です。
あくまで目安なので、症状や健康状態を見て、適切な対応を心がけましょう。

※二次感染期間とは、人へうつる可能性のある期間です。完治した後もウィルスは体内に残っており、人へうつる可能性があります。

●ノロウィルス
潜伏期間:1〜2日
発症期間:2〜3日
二次感染期間:1週間前後

●ロタウィルス
潜伏期間:1〜2日
発症期間:5〜7日
二次感染期間:1〜3週間

●アデノウィルス
潜伏期間:5〜7日
発症期間:1〜2週間
二次感染期間:2週間〜1ヶ月

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治療方法は?

20150508_1_4胃腸炎と思われる症状が出たら、ウィルス・細菌・ストレスのどれが原因か知るためにも、速やかに医師の診察を受けましょう。

ウィルス性・ストレス性の場合は、対症療法となります(医師の指導・治療→自宅安静)。
細菌性の場合は、医師から抗生物質が処方され、自宅療養となります。

 

【安静そして・・・とにかく水分補給】
どの種類の急性胃腸炎も、とにかく安静に過ごすことです。

激しい嘔吐、下痢はほぼ半日続くことが多いです。10時間以上の下痢・嘔吐は深刻な脱水症状を引き起こします。

その間、食事は控えて消化の良いものを食べ、胃腸の負担を減らしましょう。
そして下痢止めや吐き気止めは逆効果になるので、飲んではいけません。
急性胃腸炎で嘔吐や下痢に襲われるのは、体が体内の有害なものを排出しようとする一種の防衛反応だからです。

市販の経口補水液(手作りでも良い。下記参照)をこまめに飲むことで、体力の減退を抑えます。ただしスポーツ飲料は糖分が高く、吐き気を催しやすいので避けましょう。

 

【簡単に作れる!経口補水液】
(作りやすい分量)
・水1ℓ
・塩3g(小さじ1/2)
・砂糖40g(大さじ4+小さじ1強)

上記をよく混ぜて溶かせば出来上がりです。
飲みにくい場合はレモンなどの果汁を加えても良いでしょう。

 

急性胃腸炎の場合、よほど酷い場合でない限り、一日以内に嘔吐が治まり、回復に向かうでしょう。
軽症であれば、水分を十分摂取して脱水症状を防ぐだけで、あとは自然治癒を待つことになります。
基本的に自然治癒に任せて、水分を摂ることだけ気をつけるようにしましょう。

あまりにも嘔吐や吐血が酷くて水分を口に含めない場合は、病院でその旨を伝え、点滴など適切な処置を受けるようにしましょう。

 

予防法は?

20150508_1_5つらい胃腸炎も日常のちょっとした心がけで予防ができます。流行が始まる前から習慣にしてしまえば、面倒に感じずにできますね。
自分のためはもちろん、周りの人のためにも、健康な身体を維持していきましょう。

手洗いうがいは胃腸炎以外の感染症も予防できます。指の付け根、爪の間も念入りに。
② 冬場は、外出時にマスク着用。
食品の加熱鮮度チェック。
ストレスを溜めないよう、運動・趣味など、心を空っぽにできるものを見つける。

 

自分や周囲の人が急性胃腸炎に感染した場合(特にウィルス性の場合)は、二次感染を予防する必要があります。
ウイルスや病原菌が口に入らないように、帰宅時や食事前の手洗いを徹底しましょう。

感染者の嘔吐物や便は、直接触らずビニール手袋を使い、ビニール袋に入れて密封して捨てるようにしましょう。

 

まとめ

急性胃腸炎は、深刻になる前に手を打てば自然に治る病気です。

急性胃腸炎かなと思ったら、早めに医師の診断を仰ぎ、適切な対処をとることが大切です。
似た病状の別の病気かもしれないので、くれぐれも自分で勝手に判断せず、医師の診察を受けてください。

また、感染を予防するために、手洗いと感染者の排泄物には十分注意しましょう。

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