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慢性盲腸炎の症状・原因・治療法・治療費は?自分でできるチェック法

20150708_1_1慢性盲腸炎とは、虫垂が炎症を起こす盲腸炎(虫垂炎)の中でも慢性のものです。

急性盲腸炎の場合は急激にお腹の右下部分が痛くなりますが、慢性盲腸炎は痛くなったり痛くなくなったりするなど、症状が明確ではないのでしばしば誤診が起きて見逃されます

痛みも少ないので放置しがちですが、腹膜炎など合併症を起こす可能性もある病気なので、なるべく早期発見と早期治療をすることが大切です。
慢性盲腸炎の原因や症状、治療法について見ていきましょう。

 

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原因と症状

慢性盲腸炎の原因はまだはっきり分かっていません。
様々な説が唱えられていますが、細菌によって引き起こされているのではないかといわれています。
患者には男性であること、都会暮らしであること、肉食者であること、春夏に多く発症することなどの傾向があります。

症状は患者によって様々です。
一般的な初期症状として、心窩部つまりみぞおちのあたりから痛みが始まり、徐々に右下腹部に痛みが移動します。場合によっては微熱になったり、食欲不振吐き気嘔吐下痢などの症状があらわれるでしょう。
腹痛やこれらの症状は他の病気でもみられるため、診断が難しい病気といえます。

 

自分でできるチェック方法

前述のように、慢性盲腸炎は症状に特徴が無く、痛みも少ないので診断が難しい病気です。
診断には病院での精密検査が必要ですが、たとえ罹患してもなかなかすぐ病院に行こうと思わないでしょう。

そこで自宅でできるチェック方法として、
へそと右の腰骨を結んだ線の右側を押さえるというものがあります。
痛みが強くなるようであれば、慢性盲腸炎の可能性が高いといえるでしょう。

 

病院での検査方法

慢性盲腸炎の検査には血液検査が主に用いられます。
虫垂で炎症が起これば、白血球数が増えるためです。
しかし慢性盲腸炎の症状が治まっているときには、検査に引っかからない場合もあります。

そのときに役に立つのが腹部X線検査腹部超音波検査です。
腹部X線検査なら、虫垂炎の糞石の有無や腸の状態を詳しく調べることができます。
腹部超音波検査は、虫垂が腫れて大きくなっているかを正確に知ることができる検査です。

 

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治療法

慢性盲腸炎の治療法は、手術薬物療法の2種類です。
手術によって虫垂を切除するのが最も確実な治療法になります。手術で虫垂を切除すれば再発することはないでしょう。

薬物療法は抗生物質で痛みを和らげる治療ですが、再発率が高い傾向にあります。薬物療法で治療していたが、結局手術を先延ばしにしただけだったということもありがちです。

手術にするか薬物療法にするか、治療法を決めるときは担当の医師とよく相談して決めましょう。

 

治療費

慢性盲腸炎にかかる費用の内訳は以下のようになります。

●初診料・検査費・投薬料金・X線検査
15,000円〜21,000円(3割負担)

●虫垂切除術(手術費用)
18,630円〜26,640円(3割負担)

●入院費
1日4,000円〜1万円(食事療養費負担、別室料金などによって大きく変わります)

 

手術して虫垂を切除した場合、およそ7日間程度入院することになるでしょう。
そのため合計61,630円〜117,640円かかります。
80,100円以上の医療費については高額医療費助成制度を利用することで戻ってくるので、是非利用しましょう。

 

まとめ

慢性盲腸炎は、盲腸炎が慢性化した症状です。
急性盲腸炎と違い痛みが急激ではないため、診断が難しく発見が遅れる傾向にあります。
原因は不明ですが、男性で肉食家、都会暮らし、春夏に発症しやすいなどの特徴があるので気をつけましょう。

 

主な症状として腹痛や微熱、吐き気、嘔吐などがあります。
治療法には手術と薬物療法がありますが、手術の方が確実です。
治療には6万円から12万円ほどかかります。

放置しておくと腹膜炎など合併症を起こす可能性もあるので、早期発見・早期治療に努めましょう。

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