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MERSの症状、潜伏期間、予防法は?感染経路不明?日本の対策は?

20150610_1_1韓国で感染者が増え続けているMERS(中東呼吸器症候群)
MERS(中東呼吸器症候群)に対しては、ワクチンや治療法は現在ありません対症療法と患者本人の免疫力が治療の鍵となります。

 

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MERS(中東呼吸器症候群)とは?

MERS(マーズ)コロナウィルスが原因で起こるウィルス性の感染症。アラビア半島などの中東地域で多く見られることから「中東呼吸器症候群」とも言われています。
2012年英国で、中東に渡航歴のあった重症肺炎患者から発見されました。中東地域に渡航・居住歴があった人患者と接触歴がある者からの感染が確認されています。

 

主な症状は?

20150610_1_2●38度以上の発熱

●咳

●呼吸不全

●下痢等の消化器不良

重症化すると肺炎になり、呼吸困難を引き起こします。
高齢者や幼児、慢性疾患(糖尿病、心臓病、高血圧症等)を抱えている人は重症化しやすいと言われています。

 

致死率

致死率は40%にもなります。
中東、アフリカ、アジア、ヨーロッパ計25カ国で1,204人の感染が確認されています。
448人が死亡しました(2015年6月8日現在)。

 

感染経路

20150610_1_3現在のところ、詳しい感染経路が不明です。
動物の体内からヒトへの感染が初めての感染とされています。ヒトコブラクダの体内からMERSウィルスが発見されているので、ヒトコブラクダが感染源と言われていますが、他にも感染源がある可能性も高いようです。

患者の咳、たん等からうつるのか、接触でうつるのかも定かではありません。
ヒトからヒトへの感染は医療機関、家族間で見られています。

 

潜伏期間

潜伏期間は9~12日です。最長で2週間とされています。

 

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予防法

20150610_1_4感染経路は定かではないのですが、他のウィルス性の病気と同じように、飛沫感染の危険性が高いとされています。
そのため、

◎ウィルス対策のあるマスクの着用

◎うがい

◎手洗い

◎正しい食生活、規則正しい生活で免疫力を上げておく

が、現在できる最善の予防法です。

 

日本で広がる可能性は?対策は何かされている?

20150610_1_5韓国での感染の拡大を考えると、日本でも対策が必要です。
潜伏期間があるので、韓国からの入国者が検疫をすり抜ける可能性もあります。またMERS感染者の多い中東からの入国者も途絶えることはありません。いたずらに恐れてはいけませんが、日本にも流行の可能性があることは頭に入れておく必要があります。

日本では現在、

■2015年6月1日より韓国からの入国者に対して、発熱・咳等の疑わしい症状のある場合、申し出るように求めている。

■MERS感染を疑われる患者が医療機関を受診した場合、医師に国へ報告する義務が課せられる。

■患者を受け入れる指定医療機関はすでに決定されている。

■感染を調べる試験薬は全国の地方衛生研究所に配布済みである。

と、MERS国内流行阻止の水際対策と、実際に患者が出てしまった場合の対策も講じています。

 

詳しくは国立感染症研究所【MERSのリスクアセスメント】を参照
http://www.nih.go.jp/niid/ja/diseases/alphabet/mers/2186-idsc/5703-mers-riskassessment-20150604.html

 

しかし、前述したとおり、ワクチン・治療薬がない病気です。
一人ひとりが普段から、体の抵抗力を落とさない努力、人ごみでのマスク着用や、外出後のうがい・手洗いを心がけましょう。

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