くらし辞典

暮らしに役立つ情報サイト

マイコプラズマ肺炎症状・原因・検査・治療法・予防法。人にうつる?

20150715_2_1マイコプラズマ肺炎マイコプラズマという微生物によって引き起こされる肺炎です。
高齢者によく見られる典型的な肺炎と異なり、独特の性質を持っています。

若年層によく見られ、成人になるまでに90%以上の方が感染している病気です。

主に幼児期・学童期・青年期に多く見られ、晩秋から早春にかけて流行します。
マイコプラズマ肺炎の症状、原因、治療法について見ていきましょう。

 

Sponsored Link

症状は?重症化するとどうなる?

マイコプラズマ肺炎の初期症状は、発熱全身倦怠頭痛、そして鼻水などです。
初期症状が3〜4日続いた後、咳が徐々に痰を含むようになり、場合によっては血痰も出ます。
この咳は熱が下がった後も約1ヶ月間続くでしょう。喘息もちであれば喘息が悪化します。

 

マイコプラズマ肺炎は、意外にも乳幼児が罹患した場合は風邪程度で済み、重症化するのは大人など免疫力が強い人です。
重症化すれば、胸水貯留呼吸困難に陥ることもあります。

 

原因は?感染経路、感染力は?潜伏期間は?

マイコプラズマ肺炎は、マイコプラズマに感染することによって発症します。
マイコプラズマは痰や唾液、咳を介してうつっていく飛沫感染です。
そのため家庭や学校などの閉鎖的な環境で流行します。

 

マイコプラズマ肺炎にそれほど強い感染力は無く、かなり濃厚な接触を行わない限り感染しません。
しかし潜伏期間は長く1〜3週間、場合によっては発症まで4週間以上かかります。
この潜伏期間の長さが、学校などで流行する原因です。

 

人にうつる?

マイコプラズマ肺炎は飛沫感染によって、人から人にうつります。
そのため、学校によってはマイコプラズマ肺炎を発症した生徒に対し出席停止の措置をとっているところもあるようです。発症した場合は、念のため登校している学校に問い合わせてみましょう。

登園登校可能になる目安は、急性期を過ぎて人にうつす心配が無く、本人の健康状態が良くなることです。

 

Sponsored Link

 

検査(検査方法と検査費用)

マイコプラズマ肺炎の場合普通の肺炎と違い、聴診器を当てても胸から雑音が聞こえないので、風邪と誤診されがちです。
風邪に似た症状であっても咳が長い間続いている場合などは、マイコプラズマ肺炎を疑い検査してもらいましょう。

マイコプラズマ肺炎はレントゲン検査によって分かります。
レントゲン検査だけなら数千円の費用で済み、5千円ほど見ておけば問題ないでしょう。

 

治療法

マイコプラズマ肺炎の治療には、主に抗生剤を用います。マイコプラズマ肺炎に処方される抗生剤は、マクロライド系抗生剤、テトラサイクリン系抗生剤、ニューキノロン系抗生剤などです。
マクロライド系抗生剤は、喘息の治療薬などと一緒に飲むと副作用を起こす可能性があるので、喘息を持っている場合はあらかじめ申告しておきましょう。

 

治療期間は症状によって変わります。
症状が軽ければ1週間程度で済みますが、症状が重ければ治療に1ヶ月以上かかり入院も必要になってきます。

 

治療費は外来で済めば5千円〜1万円の間に納まりますが、入院すれば入院した日数に比例して医療費がかさむでしょう。
肺炎の場合、感染のおそれから個室になることも多いようで、3割負担で40万円以上かかることも多いようです。
高額療養費制度を利用すれば、自己負担は16万円程度に抑えられます。

 

予防方法

マイコプラズマ肺炎は抗生剤で治療可能ですが、可能な限り予防に努めましょう
流行時期は人混みを避ける、うがい・手洗いをしっかりする、睡眠と栄養をしっかりとるといったことが予防に有効です。

 

またマイコプラズマ肺炎は一生免疫が付くわけではないので、一度かかったからといって油断しないようにしましょう。
特にマイコプラズマ肺炎の患者を看病しているときは、うつらないように気をつけることが大切です。

 

まとめ

マイコプラズマ肺炎は通常の肺炎と違い、若年層に多いことや診断方法にも違いが見られるなど、独特の特徴を持っています。
風邪と誤診されることも多いので、特徴をよく理解して見逃さないようにしましょう。

重症化すれば、呼吸困難や胸水貯留などに陥ることになり、その分医療費も高くなってしまいます。
早期発見と早期治療に努めましょう。

Sponsored Link

コメントを残す