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大人の風疹の症状は?原因・治療法・感染経路は・・・

20150827_1風疹とは、風疹ウィルスに感染することによって発症する病気で、発熱後赤いぶつぶつが出るなどの症状があらわれます。
子供の病気とみなされがちですが、患者の8割以上20代〜40代の成人です。

大人がかかると、子供より重症化する傾向があります。
さらに妊婦がかかれば胎児に深刻な影響が出ることもあるので、注意が必要です。
風疹の原因や症状、治療法、感染経路について見ていきましょう。

 

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原因は?

風疹の原因はウィルスです。
ウィルスが原因なので、防ぐには予防接種などによって抗体を作るしかありません

昔は予防接種をしていたようですが、現在では予防接種制度の変更があったため、抗体を持たない世代ができています。
そのため1万人を超える患者の大半が20代〜40代の男性という状況です。

また妊婦が風疹にかかれば、生まれてくる赤ちゃんは心臓病や難聴になったり、あるいは未熟児として生まれてくる可能性があります。
これらの症状を先天性風疹症候群といい、実際にこのような赤ちゃんが生まれるケースが日本でも出てきているようです。

 

感染経路は?

風疹の感染経路は、主に飛沫感染です。
風疹にかかった患者の咳やくしゃみなどに含まれるウィルスを吸い込んでしまうことで、感染します。他にも接触感染でうつることもあるようです。
ウィルスが付着した手で口や鼻に触れれば、感染してしまいます。

ところで、風疹で注意が必要なのが潜伏期間です。
潜伏期間中も咳やくしゃみを媒介にして、感染してしまいます
風疹の潜伏期間は2〜3週間ほどです。
最も感染しやすいのは、発疹が出る2〜3日前発疹が出た後5日間くらいだといわれています。
麻疹や水疱瘡ほど感染力は強くないものの、まだかかったことのない人は注意しましょう。

 

症状は?

主な症状としては、発熱発疹リンパ節腫脹(しゅちょう)などです。
まず発熱からでて、その翌日くらいから小さくて赤い発疹が顔にあらわれます。
その後発疹は全身に行き渡り、急速な広がりを見せるでしょう。
目が充血したり、関節痛が発症することもあるようです。

大人の場合は重症化することも多く、熱が39℃以上の高熱になることもあります。
報告によっては、大人の患者の3割は39℃以上になるとのことです。

一方で発熱が見られない場合もあり、約半数には発熱の症状が出ません。
稀に血小板減少性紫斑病、急性脳炎といった深刻な合併症を引き起こすことがあります
大人になってからかかった方は注意しましょう。
しかし一度かかればほとんどの人に抗体ができて、それ以降風疹にかかることはありません。

 

治療法と治療費

風疹には特効薬のようなものはありません
そのため、症状に応じて対症療法をするのみです。
基本的には発熱に対処することになるでしょう。

安静にして十分な睡眠を取り、水分補給を行います
もし高熱があまりに辛い場合は、解熱剤を使用することもあるでしょう。
痙攣している際には、抗痙攣薬が使用されます。

 

予防接種を受けていない年代

風疹は前述の通り、予防接種を受けていない年代があります。
昭和37年4月2日から昭和54年4月1日生まれの場合、中学校で集団接種を受けているのは女性だけなので男性は抗体を持っていない可能性が高いです。

昭和54年4月2日から昭和62年10月1日生まれの場合、男女とも個別に受けるように制度が変わったので、接種率が激減しています。
自分が予防接種を受けたかどうか確認しましょう。

昭和62年10月2日から平成2年4月1日生まれの方は幼児期に接種する機会があるため、比較的高い接種率となっています。
しかし受けていない方もいるため、やはり確認しておきましょう。

 

まとめ

風疹は、全身に赤いぶつぶつがあらわれる症状です。
ウィルスの感染によって症状があらわれます。
飛沫感染や接触感染によって罹患し、潜伏期間もあるので、防ぐには予防接種で免疫を作るしかありません。

一定の年代の男性は風疹の予防接種を受けておらず、抗体を持っていないため注意が必要です。
特に大人が風疹にかかった場合重症化する傾向があり、高熱が出たり、血小板減少性紫斑病、急性脳炎といった深刻な合併症を引き起こす可能性が高くなります。

治療法としては特効薬のようなものはないため、対症療法が中心です。
安静にして睡眠を十分にとりましょう。
発熱だけには気をつけて、水分補給を小まめに行うことを忘れてはいけません。

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