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大人の麻疹は症状が重傷化しやすい!?かゆみや発疹?感染経路は?

20150901_2麻疹とは、麻疹ウイルスによって引き起こされる感染症です。
一般には小児期に多い病気ですが、最近では10代〜20代の若者の間でも流行が見られます
非常に強い感染力を持っており、免疫を持っていない人が感染すればほぼ100%発症するでしょう。

感染してからおよそ10日ほどで発熱などの症状があらわれます。
患者の1000人に一人の割合で、脳症を発症してしまうようです。
一度感染すれば一生免疫が付くので、二度とかからなくなります。

しかし近年では大流行することが少なくなり、幼少の頃に感染しないまま大人になるという事例が多くなっているようです。
麻疹の原因や感染経路、症状と重症化した場合、治療法について見ていきましょう。

 

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原因と感染経路

麻疹の原因はウイルスです。
空気感染飛沫感染接触感染など多彩な感染経路があります。

空気感染と飛沫感染は、感染者の咳やくしゃみによって飛散したり、空気の流れによって拡散したりすることで、麻疹ウイルスを口や鼻から吸い込んでしまうことです。
接触感染は、感染者の皮膚や粘膜など麻疹ウイルスが付着したものに触れた手で口、鼻、目といった部分に触れることで感染する経路になります。

感染力が非常に強いため集団感染しやすく、インフルエンザの6〜7倍の感染力があるようです。
感染したことがなく免疫を持っていない人は予防接種を受けることで予防するしかありません

 

症状は?

麻疹の症状には大きく分けて3つの経過があります。
それぞれ見ていきましょう。

❶前駆機(カタル期)
発症して1〜4日間は38度前後の高熱が出て、咳、くしゃみ、鼻水、倦怠感など風邪によく似た症状があらわれます
他には目が充血したり、口内炎のような症状があらわれるでしょう。
口内炎が白いプツプツ(コブリック斑)であれば、麻疹と診断されます。

❷発疹期
一旦微熱に下がったと思いきや、再び39〜40度の高熱に見舞われます。
発疹が顔や首、胸から出始め、全身に広がるのもこの時期です。
発疹にはかゆみがある場合と無い場合がありますが、出たとしてもあまり強いかゆみではありません。
しかしかきむしるのは厳禁です。
発疹は、そのうち発疹同士でくっついて不規則なまだら模様になります。
風邪の症状も酷くなり、下痢などの症状もあらわれるため、経過中最も苦しい時期です。

❸回復期
発疹から3〜4日、あるいは発症後10日程度で回復期を迎えます。
熱が下がって風邪に似た症状もほぼ治まるでしょう。
発疹は黒ずんで薄くなります。
しばらく待てば、発疹は消えていくでしょう。

 

重症化するとどうなる?

麻疹は重症化すると合併症を起こします
大人と子供の違いに関係なく、合併症は重症といえるため注意が必要です。
特に大人の場合は、麻疹にかかると重症化しやすい傾向があるので気をつけましょう。

合併症としては肺炎気管支炎熱性痙攣中耳炎急性脳炎などがあり、感染者の約30%に起こるといわれています。
特に回復期には注意しましょう。麻疹の回復期は免疫力が低下している時期になります。
この時期が最も合併症を併発しやすくなっているので、麻疹が治りつつあるからといって油断しないことが大切です。

 

治療法は?

麻疹には特効薬がないため、対症療法によって回復を待つしかありません。
麻疹にかかった際には、まず他人に感染させないように医療機関に行く前には電話であらかじめ伝えておきましょう。

麻疹に対する対症療法はとにかく安静にして、脱水症状に陥らないよう水分を補給することです。
お風呂は熱が下がるまでは避けてください。

また1週間以上高熱が続く場合は合併症を起こしている可能性があるので、医療機関に相談しましょう。

 

まとめ

麻疹は、麻疹ウイルスに感染することによって発症する感染症です。
本来小児に多い感染症でしたが、最近では小児の際にかからなかった10代〜20代の人の間で流行することがしばしばあります。

大人がかかったときの方が重症化する傾向にあるので、注意しましょう。
非常に感染力が強いので、感染した場合は他人にうつさないようにあらゆる感染経路に注意を払う必要があります。

症状としては、前駆期から発疹が出る時期、回復期といった経過をたどります。
重症化すれば合併症を起こすので注意しましょう。
治療にあたっては、特効薬など無いので自然に回復を待つしかありません。

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