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風疹(三日はしか)・麻疹・水疱瘡の違いは?特徴、原因、注意点

20150907_1風疹麻疹水疱瘡はいずれもウイルスによって感染し、発疹が発生する共通点の多い病気です。
しかしそれぞれ微妙に違う特徴を持っており、対処する際の注意点を心得ておかなければ、酷い目に遭うこともあります。

いずれの病気も小児の間で流行するものですが、最近では大人になってからかかることも多いです。
大人になってからかかると重症化する病気もあるので、予防接種をきちんと受けていない人は対策する必要があります。
風疹・麻疹・水疱瘡について、特徴、原因、注意点をそれぞれ見ていきましょう。

 

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【風疹】特徴・原因・注意点

《特徴》
風疹は春から初夏にかけて流行する、発疹を主症状とした感染症です。
発疹が出る前に、軽い風邪の症状が出て発熱を起こします。
大人になってかかると、高熱が出ることも多く39℃以上の発熱が起こることも珍しくありません。
麻疹に比べると症状は軽めで、発疹の数も少なめです。

《原因》
風疹の原因はウイルスで、主に飛沫感染によって人から人へうつっていきます。
風疹には長い潜伏期間があるため、一見感染していない人でもウイルスを保有しているということが多いです。
飛沫感染を避けるには、マスクをすることが有効です。しかし外出する際、常にマスクをつけるわけにもいきません。
なるべく予防接種を受けて免疫をつけるようにしましょう。

《注意点》
風疹に最も注意を払わなければいけないのは妊婦です。
妊婦が風疹に感染すると、お腹の赤ちゃんが先天性風疹症候群にかかることがあります
先天性風疹症候群の症状は白内障、先天性心疾患、難聴などです。
妊婦の方は特に風疹に注意して事前に予防接種を受けておき、人混みに出ないようにしましょう。

 

【麻疹】特徴・原因・注意点

《特徴》
麻疹も春から初夏にかけて流行する感染症です。
発症すれば40℃近い高熱が出て、酷い発疹に悩まされます
場合によっては内臓にまで発疹が出て、最悪死に至る危険な病気です。
風疹に比べても長い期間症状が出て、重症化しやすい傾向があります。

《原因》
麻疹もウイルスが原因で、飛沫感染・空気感染・接触感染など多様な感染経路があります。
また風疹などに比べても、非常に感染力が強いやっかいな病気です。
予防接種を受けて対策しましょう。

《注意点》
妊婦さんは麻疹にも気をつけなければなりません。
妊娠中に麻疹にかかれば、流産や早産を起こす危険があります
また予防接種は2回接種が有効ですが、生まれた年によってそれぞれ予防接種の受け方にバラツキがあるので、2回接種を受けているか確認する必要があります。

 

【水疱瘡】特徴・原因・注意点

《特徴》
水疱瘡は冬から春にかけての期間に流行する感染症です。
全身に発疹ができて発熱するのは風疹や麻疹と同様ですが、赤い発疹が次第に水疱になり化膿していくのが特徴です。
発疹には酷いかゆみが伴います。

《原因》
水疱瘡も麻疹同様、非常に感染力の強い病気です。
飛沫感染、空気感染、接触感染によって感染し、特に水疱を掻いてつぶした手で他のものを触ると感染が広がってしまいます
水疱瘡も万全の体制を整えるには、予防接種を受けることが必要です。

《注意点》
水疱瘡は子供の場合かかってもすぐに自然治癒しますが、大人の場合重症化する傾向があります。
大人になって水疱瘡にかかってしまった場合は、医療機関を受診して治療を受けましょう
抗ウイルス剤や塗り薬を処方してもらえます。

そしてやはり妊婦の方は注意が必要です。
妊娠初期に水疱瘡にかかると、赤ちゃんが脳や皮膚に障害を持って生まれてくることがあります。
妊娠する前にしっかりと予防接種を受けておきましょう。

 

まとめ

風疹・麻疹・水疱瘡はいずれも発疹が発生するという点では共通の症状ですが、それぞれ症状や感染力、注意点は微妙に違います。
いずれも免疫を持っていれば問題ありません。
しかし近年では、小さい頃予防接種を受けていても、大人になるにつれて免疫が弱まってしまうと言うことが起こりえます。

また妊娠中の女性がかかると、お腹の赤ちゃんに深刻な被害が出てしまうことがある病気です。
小さい頃予防接種を受けたからと行って、油断せずにきちんと2回接種したかどうかを確認しましょう。
妊娠の予定がある場合は、念のため抗体チェックをしたり、再度予防接種を受けておくことが重要です。

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