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【急性扁桃炎】大人の症状は熱、咳、頭痛?治らないことも!?

20150908_2急性扁桃炎は、扁桃に急性の炎症が起こる病気です。
扁桃は咽頭の粘膜下に発達したリンパ組織の集合体で、免疫機能が強い臓器なので普段はウイルスや細菌を排除してくれます。

喉の奥は細菌やウイルスの感染を受けやすい器官です。
扁桃が常にガードしているのですが、何らかの原因によって扁桃が機能しなくなれば、急性扁桃炎が起こります
急性扁桃炎の原因、症状、治療法などについて見ていきましょう。

 

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原因

急性扁桃炎の原因はウイルス細菌です。
通常人間が健康であれば、常在菌や保有している免疫が細菌やウイルスの感染を防いでくれます。

しかし風邪過労、あるいは喉が乾燥すれば、ウイルスが体内に侵入し増殖してしまうでしょう。
ウイルスが増殖すれば喉を冒されますが、このときに口蓋扁桃がウイルスや細菌と戦ってくれます。
扁桃がウイルスや細菌と戦うことで体は守られますが、戦っているときには扁桃が赤く腫れ、炎症を起こしてしまうのです。

 

症状

急性扁桃炎の主な症状は熱、咳、頭痛などです。
それぞれ見ていきましょう。

■発熱
急性扁桃炎にかかった場合、たいてい40℃近い高熱が出ますが、熱が下がったり上がったりを繰り返すこともあります
また、子供と大人では熱の症状に違いがあるようです。
子供の場合はまず高熱になりますが、大人の場合平熱や微熱で済むこともあります。
また急性扁桃炎の熱を繰り返せば、慢性扁桃炎となり手術の必要が出てくるでしょう。

■咳
急性扁桃炎にかかると喉が炎症を起こすため、その刺激で咳が出ることがあります。
場合によっては咳が止まらなかったり、熱が引いた後も咳が出続けるでしょう。

■頭痛
扁桃炎にかかると、発熱と同時に頭痛が起こることもあります。
この頭痛は発熱が原因で起こるものなので、発熱を治せば自然と頭痛も治まるでしょう。

 

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治療法

急性扁桃炎の治療には、ペニシリン系抗生物質が処方されます。
他に喉の消毒と熱が出ている場合は、解熱剤で熱を下げることになるでしょう。
急性扁桃炎は、ほとんどの場合1日か2日安静にしていれば回復します
回復するまで入浴は避けましょう。

ただし扁桃炎が1年に何度も繰り返し発症することがあり、その場合手術によって扁桃を切る必要があります
他にも扁桃が肥大しすぎて呼吸しづらくなったときなどには、手術が必要です。

 

治らないこともある?

扁桃炎はあまりにも繰り返すと、薬が効きづらくなってしまい治らなくなることもあるようです。
急性扁桃炎が悪化すれば、扁桃周囲膿瘍になります。

急性扁桃炎の段階では、まだ喉の粘膜で細菌やウイルスの侵入を阻んでいる状態です。
しかし膜を破られるとウイルスや細菌は喉の奥深くまで侵入してきます。
そうなると喉の奥深くで炎症を起こしてしまい、膿が溜まってしまうでしょう。
膿が溜まれば慢性的に発熱や喉の痛みを起こし薬も炎症部分まで届かなくなってしまいます
治療には、膿を吸い取る治療や扁桃を切る手術が必要になるでしょう。

さらには膿が喉から下に行くようになり胸部に膿が広がったり、膿栓が血液に乗って腎臓に悪影響を及ぼし、腎臓疾患を起こしてしまうこともあるようです。
胸部膿瘍腎不全に陥れば、命を脅かすこともあり得ます
たかが喉の痛みだからと軽視せずに、きっちりと治すようにしましょう。

 

まとめ

急性扁桃炎は、喉の奥の扁桃という部分が炎症を起こしてしまう病気です。
通常は体の免疫がウイルスや細菌の侵入を防いでくれますが、ストレスや過労で体が弱っているときには扁桃が戦うことになり、炎症を起こします。

症状としては、発熱や咳、頭痛が見られ、いずれも扁桃が赤くはれ上がったことが原因で起こる症状です。
治療に当たっては普通の風邪と同様、抗生物質や解熱剤が処方されます。

1〜2日ほど安静にしていれば治る病気ですが、何らかの原因で慢性化してしまうこともあり、慢性化してしまうと手術が必要です。
あまりにも繰り返すと薬も効かなくなって、扁桃の奥に膿が溜まってしまうこともあります。
膿は喉だけでなく胸部や腎臓にも悪影響を及ぼしますので、なるべく悪化しないうちに治療して完治するように努めましょう。

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