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落下腸の原因・症状・セルフチェック方法。放っておくとどうなる?

20150914_1落下腸とは、腸が正しい位置に固定されず下に落ちている状態のことです。
正常な腸であれば大腸が後腹膜に埋まって固定されているはずですが、成長の過程で何らかの原因により腸が上手く固定されず、骨盤内に埋まってしまうことがあります。

落下腸の人は腸が上手く機能せずに便秘になったり、痩せていても下腹がぽっこり出たりします
便秘を解消しようとあれこれ頑張っても治らない人や、どうしても下腹が出てしまう人は落下腸なのかもしれません。
落下腸の原因や症状、セルフチェック方法、放っておくとどうなるかについて見ていきましょう。

 

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セルフチェック

まずはご自身が落下腸かどうか、セルフチェックで確認してみましょう。
落下腸の人には以下の傾向があります。

小さい頃から便秘があった

●便秘のときに腹痛を伴うことがある

●便秘が終わると下痢や軟便が出る

●運動不足の時に便秘になる

立ち上がると下腹がぽっこり出る

上記の内、2つ以上当てはまる方は落下腸の疑いがあります。

 

原因

落下腸は生まれつきの症状であることが多いです。
胎児の時に腸がお腹に固定されず、骨盤内に落ちてしまうことによって落下腸になります。
しかし生まれつき落下腸でも、毎日適度な運動をしていれば便秘にならない人もいるようです。

逆に子供の時は落下腸でなくても、日頃の運動不足姿勢の悪さから、年を取るにつれて落下腸になる人もいます。
運動不足や年齢による体力の衰えは、骨盤をゆがませるものです。
落下腸による便秘を防ぐには、普段から適度な運動を心がけましょう。

 

症状

落下腸の症状として、まず一番にあげられるのが便秘です。
落下腸の人は子供の時から便秘気味の方が多いので、子供時代頻繁に便秘だったという方は落下腸の疑いが濃厚といえるでしょう。

次に腹痛があります。
便秘とも関連がありますが、落下腸の人は腸の中に便やガスを溜め込みやすいため、しばしば腹痛になりがちです。

また便秘と下痢を繰り返すことも症状の内の一つです。
冷たいものや体に悪いものを食べていないにもかかわらず、頻繁に下痢が出る人は落下腸を疑いましょう。

そして最後に上げられるのが、下腹がぽっこり出るという症状です。
落下腸の人はダイエットをして痩せていても、下腹だけは何故かぽっこりと出たままになっています。

 

放っておくとどうなる?

落下腸を放っておくと、便秘が悪化して腸閉塞に陥ります
腸閉塞とは、腸がふさがって食べ物やガス、消化液などが通らなくなってしまう症状です。
腸閉塞になると、腹部が張って吐き気嘔吐腹痛が酷くなります

特に便が硬い人は注意が必要です。
腸閉塞はある日突然起こります。急に激しい腹痛に襲われたり、食べ物が逆流して嘔吐することもあるようです。
落下腸で便秘気味の人は、悪化しないように対策を講じる必要があります。

 

改善方法

落下腸そのものを治すのは困難です。
落下腸は体質遺伝生まれつきによるところが大きく、治療によって治せるものではありません
しかし、落下腸が原因の便秘を改善することはできます

落下腸による便秘を改善するには、腸のマッサージが有効です。
まず仰向けになって両膝を立て、体の下にクッションを置いて腰を10cmほど浮かしましょう。
そうして恥骨からおへその下まで腸を押し上げたり、指で押していくようにしてマッサージします。
なるべく腸を揺らして、腸の中にあるものを動かすイメージで行いましょう。

 

まとめ

落下腸は、何らかの原因で腸が骨盤内に埋まっている腸の状態です。
落下腸になれば、便秘や腹痛、下痢、下腹が張るなどの症状があらわれます。
小さい頃から原因不明の便秘に悩まされていたり、不可解な腹痛がしばしば起こるという方は、落下腸かもしれません。

落下腸による便秘は放っておくと、腸閉塞などに悪化する恐れがあります。
落下腸自体は体質や生まれつきのものなので変えることはできませんが、症状を改善することは可能です。

落下腸の改善には腸のマッサージが有効なので、腸をマッサージすることによって便秘の解消を目指しましょう。

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