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腸閉塞とは?初期症状や原因、治療法・手術について

20150915_22腸閉塞とは、腸の中で食べ物や便が詰まってしまい排泄できなくなる病気です。
食べ物が詰まるのは、腸の一部が狭くなってしまうことが原因になります。
非常に重い病気なので、医療機関での治療が必須です。

先天的に胃や十二指腸が重度に閉塞している場合も多く、腸閉塞で生後間もなく亡くなってしまうこともあります。
腸閉塞について、初期症状や原因、治療法、手術について見ていきましょう。

 

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初期症状

腸閉塞の前兆として、胃から腹部にかけて膨らんできます
腸の中で食べ物が詰まっているためです。

次に突発的な腹痛が起きます
本当に突然お腹が痛くなって、酷い激痛です。
ずっと続くわけではなく、刺すような深い痛みでのたうち回るほどの痛みになります。

腸閉塞に限らずお腹に不自然な激痛が来た場合、何か深刻な病気の前兆であることが多いので、軽視せずに医療機関での診察を受けてみましょう。

 

主な症状

腸閉塞にはいくつか症状があります。

●嘔吐
腸閉塞の中で最も顕著な症状です。
腸が詰まっているので食べ物を排泄することができず、逆流させてしまいます
嘔吐は風邪など他の病気と混同しがちなため、腸閉塞を見逃してしまう原因です。
胃液や胆汁をはき出すようになり、さらに進行していくと腸の中のものまで吐き出すようになります。
腸の中のものは下痢のような色合いで便の臭いがするので、かなり辛い症状といえるでしょう。

●腹痛
およそ30秒ごとに強い痛みと弱い痛みが交互に来ます
疝痛発作と呼ばれる、腸閉塞の特徴的な腹痛です。

●便秘
腸の中で食べ物が詰まるため、便秘気味になります
腸閉塞は、生まれつき腸の配置がゆがんでいることが原因で起こることもあるので、小さい頃から便秘気味だという人は腸閉塞予備軍の可能性があります。気をつけましょう。

 

原因

腸閉塞の原因にはいくつかあります。
一つは、先天的に腸に異常を抱えているものです。
先天的に十二指腸や小腸が閉鎖していたり、狭い場合があります。
あるいは、生まれつき細胞異常から腸の働きに異常があるケースです。

病気をきっかけに腸閉塞になることもあります。
壊死性腸炎腸重積などが原因です。
あるいは開腹手術をきっかけに腸に癒着が起こり、腸閉塞になることもあります。

また、落下腸ねじれ腸が原因で腸閉塞になることもあるようです。
落下腸やねじれ腸は、腸の配置に異常が発生している状態になります。
これらは軽度のものであれば、適度な運動やマッサージをすることで改善可能です。

 

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治療法

治療法は、手術保存的治療のどちらかが行われます。

腸閉塞の症状が軽度の場合は、まず保存的治療として、チューブによって腸の中で詰まっているものを取り出します。
チューブは鼻から入れられて腸まで通され、詰まっている内容物やガスを体の外へ取り出されるでしょう。
腸の中の圧力が弱まって張りがなくなれば、腸の働きが正常になることが期待できます。
おなら便が出れば、回復したと判断されます

 

手術

腸閉塞の症状が酷い場合は、手術が行われるでしょう。
開腹手術によって腸の癒着した部分をはがすことで、血流を回復させます
もし腸の癒着部分が既に壊死しており血流の回復が期待できない場合は、壊死している部分を切り取り、正常な部分をつなぐことになるでしょう。

腸閉塞で手術する場合、入院期間はおよそ2週間ほどになります。
費用は入院期間によってまちまちですが、2週間の入院でおよそ20万円〜30万円ほどかかるようです。
非常に高額な費用が必要になるので、なるべく腸閉塞にはかからないようにしましょう。

 

まとめ

腸閉塞は、激しい嘔吐や強い腹痛を伴う非常にヘビーな病気です。
腸に食べ物が詰まってしまうため、重い症状に苦しむことになり、下手をすれば死ぬこともあります。

腸閉塞の疑いがある場合はなるべく早く医療機関を受診して、軽度の内に予防や治療に取り組みましょう。
生まれつき腸に異常があることもあるので、生まれたての赤ちゃんでも発症してしまう病気です。

治療法には、チューブで腸の内容を取り出す方法と開腹手術で腸の癒着を剥がす方法があります。
手術して入院する場合、高額な医療費がかかるため、なるべく症状が悪化しないうちに対策するようにしましょう。

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