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気管支炎の症状や原因は?人にうつる?

20150917_1気管支炎とは、気管支に炎症を起こすことを主症状とした病気の総称です。
多くは痰や咳などの呼吸器症状を引き起こします。

急性の気管支炎になる場合は、たいていウイルスマイコプラズマが原因です。
慢性の気管支炎には百日咳、抗酸菌、緑膿菌などの感染症のほか、副鼻腔気管支症候群、びまん性汎細気管支炎、喫煙、さらには喘息、COPD、肺がんなど様々な原因があります。
風邪に似た症状ですが、気管のより奥の方で感染するので微妙に特徴が違う病気です。

子供がかかった場合、気管支が狭いため呼吸障害を起こしやすいので、注意が必要になります。
気管支炎の症状や原因について見ていきましょう。

 

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原因

気管支炎の原因には様々なものがあります。
急性のものであれば、ライノウイルスアデノウイルスインフルエンザウイルスなどウイルス感染や、肺炎球菌などの細菌が主な原因です。

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慢性のものであれば大気汚染や喫煙などをきっかけに発症します。
喫煙は受動喫煙によっても起こりえますので、身近にタバコを吸う人がいる場合は要注意です。
他にも慢性の気管支炎はCOPDや喘息、肺がんなど重大な病気が根底にあることもあります
慢性の気管支炎を発症している人は自分で大した病気ではないと思い込んでいることも多く、重大な病気を見逃しがちなので注意が必要です。

 

症状

気管支炎の主症状はです。
多くの場合、はじめは乾いた咳が出て、その後痰が絡んだ咳が出ます。
気管支が狭くなることにより、喘息が起こるのもよくある症状です。
特に夜間眠っているときによく喘息症状が出るようになります。

感染症による気管支炎の場合、発熱倦怠感など風邪特有の全身症状もあらわれます
慢性気管支炎を発症した場合は、3ヶ月以上咳が続くことも多いです。
熱が冷めた後、咳がいつまでも続く場合は気管支炎の疑いがあると言ってよいでしょう。
もともと急性気管支炎だったものが慢性気管支炎になることもあるので、早期の治療が重要です。

 

人にうつる?

気管支炎は、ある病気にかかった際に喉の奥、肺の近くまで炎症するという合併症のようなものなので、気管支炎自体がうつるということはありません

しかし、気管支炎の原因となっているウイルス性の病気自体はうつる可能性があります
気管支炎の原因にはウイルス、細菌、環境など様々なものがありますが、ウイルスが原因の場合に備えて、うつさないように気をつけることが重要です。

 

検査

気管支炎は原因が多岐にわたるため、明確な診断基準のない病気です。
特にウイルスや細菌が原因の場合、厳密に微生物の検査をするには専門の機関の助けを借りなければならず、迅速に検査する方法がないのが現状になります。

医療の現場においては、急性に咳や痰の症状があらわれて、肺炎でなければ急性気管支炎と診断されるでしょう。
ただし、インフルエンザや百日咳が疑われる場合は、専用のキットや細菌培養により検査されます

 

治療

気管支炎は気管支の炎症による咳と痰が主症状のため、鎮咳(ちんがい)薬去痰(きょたん)薬消炎薬などが対症療法として使用されます
ウイルスが原因の場合は有効な薬はないため、風邪と同様に自然治癒や対症療法で治療されるでしょう。

インフルエンザが原因の場合だけ、タミフルリレンザが有効です。
また百日咳マイコプラズマが原因の場合は、抗菌薬が処方されます。
気管支結核が疑われる場合は、専門の医療機関を受診することが必要です。

環境が要因で気管支炎を発症している場合は、その環境的要因を取り除く必要があります。

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まとめ

気管支炎は、気管支が炎症することによって咳や痰などの症状が出る病気ですが、その原因は多岐にわたり様々です。
しかし場合によっては重病のサインである可能性もあるので、ただの咳だからと軽視せずに早急に原因を突き止めた方が良いでしょう。

また気管支炎は慢性化しやすく、本来はすぐに治るはずだったものが3ヶ月以上にわたる症状になることもよくあります。
そうなると長期間咳に苦しむことになるので、やはり早期に治療に取り組むことが重要です。

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