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ノロウイルスの感染経路・潜伏期間・治し方。出勤可能?注意点は?

20151006_2ノロウイルスは、ウイルスによって引き起こされる胃腸炎です。
冬に感染することが多く、抵抗力が弱い子供や高齢者がかかれば重症化する傾向にあります。
重症化すれば、酷い腹痛・嘔吐・下痢などの症状に悩まされるでしょう。

大人の場合はかかっても数日で治る病気ですが、感染力が強いので他の人にうつさないよう注意が必要です。
ノロウイルスの感染経路、潜伏期間、治し方、出勤が可能かどうかについて見ていきましょう。

 

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ノロウイルスの感染経路

ノロウイルスは接触感染飛沫感染空気感染の三つの経路で感染します。
接触感染は、ウイルス感染者の触ったものから感染していく経路です。
ノロウイルスに感染した人が十分に手を洗わずに食品を調理することで、その食品を食べた人にうつってしまいます

飛沫感染と空気感染は、感染者の吐瀉物(としゃぶつ)や糞便からの飛沫や、空気中に舞い上がったウイルスを吸引することで感染する経路です。

他にも生の牡蠣(かき)貝類がノロウイルスに感染することもあります
ウイルスに感染した貝類を十分に加熱せずに食べれば、やはりノロウイルスに感染してしまうでしょう。

 

潜伏期間

ノロウイルスの潜伏期間は24時間から48時間程度です。

ノロウイルスを発症すれば、急激な腹痛と水っぽい下痢が出ます
これらの症状が出た場合は、前日か前々日の食べ物を思い出しましょう。
良く加熱していない貝類を食べたり、ノロウイルス感染者の吐瀉物を処理したのであれば、ノロウイルスに感染した疑いが濃厚です。

 

治し方

ノロウイルスのウイルス自体を撃退する薬はないため、自然治癒するのを待つことになります。
たいていの場合、ノロウイルスは2〜3日で回復するでしょう。
自宅で安静にして、小まめに水分補給しましょう

下痢止めや吐き気止めを服用するのは、おすすめしません。
下痢も嘔吐も、ウイルスを体外に排出しようとする体の働きです。
下手に止めてしまうと、治るのが遅くなってしまいます。

ただし、あまりにも嘔吐と下痢が酷くて脱水症状になってしまったような場合は、医療機関で投薬と点滴を受けましょう。

 

出勤は可能?

ノロウイルスは非常に強い感染力を持つウイルスです。
そのため、ノロウイルスに感染した場合は基本的に出勤停止になります。

ノロウイルスの症状自体は2〜3日でおさまりますが、ウイルス自体は体内にとどまっている状態です。
ノロウイルスのウイルスは、完治後も1週間ほどは体内にとどまり続けると言われています。
そのため、医師の許可を得るまでは職場に復帰することはできませ

ノロウイルスは検査によって、ウイルスを体内に持っているかどうか調べることができます。
検査によって大丈夫と判断されるまでは、職場に復帰しないようにしましょう。

 

注意点

ノロウイルスは抵抗力の強い大人の場合は、感染しても大した症状が出ないこともあります。
しかしウイルス自体はしっかりと保有しているため、知らず知らずのうちに周囲に感染させてしまうということがあるようです。

特に食品を扱う仕事をしている人は、食事を作る前や配膳の前にしっかり手を洗いましょう
また貝類などは特に感染源の一つなので、しっかり加熱調理するよう心がける必要があります。

また、ノロウイルス感染者の吐瀉物や排泄物を処理する際にも注意が必要です。
吐瀉物や排泄物を処理する際には、マスク手袋をしっかりしてから処理しましょう
また吐瀉物や排泄物で衣類が汚れた場合は、それらを洗濯機に放り込む前に、水洗いと塩素系消毒剤で消毒する必要があります。

 

まとめ

ノロウイルスは幅広い感染経路がある上に、非常に感染力の強いウイルスのため、職場で流行させないように細心の注意が必要です。
2〜3日ほどすれば自然に治る病気ですが、完治後もウイルスが体内に残っています。

医師の許可が下りるまでは、職場に出勤しないようにしましょう。
また感染者の看病をする場合は、特に吐き出したものなどの処理には細心の注意を払う必要があります。

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