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大人がロタウイルスに感染すると重症化することも!?仕事は休む?

20151007_1ロタウイルスは、小児がよくかかる嘔吐下痢を主症状とする病気です。
免疫のない6ヶ月〜2歳までの小児は必ずかかると言われています。

ロタウイルスはノロウイルスによく似た病気ですが、違うのはワクチンが開発されていることです。
ロタウイルスも多くの種類がありますが、2回以上かかれば重症化する可能性は低くなります。
そのため、小児が予防接種する際も2回以上接種することになるでしょう。

たいていの場合、大人になるまでに免疫ができているロタウイルスですが、大人がかかることもある病気です。
ロタウイルスに大人がかかったときのことについて、見ていきましょう。

 

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大人が感染することもある?

ロタウイルスは基本的に小児の病気ですが、大人がかかることもあります。
大人がかかる際は子供から感染することがほとんどです。
そのため、家に小さい子供がいる家庭は注意しましょう。

免疫を持っている大人がロタウイルスに感染してもたいていは軽い症状で済みますが、健康を損ねて免疫力が落ちている場合はかかりやすくなり、症状もはっきりと出てしまうでしょう。

 

症状

ロタウイルスの主な症状は嘔吐・発熱・下痢です。
それぞれ見ていきましょう。

●嘔吐
ロタウイルスにかかると1日3〜6回ほどの嘔吐が出ます。
嘔吐の回数には個人差があり、お腹が張ったような感覚になることもあるようです。

●発熱
ロタウイルスに感染すると、前兆として微熱が出ることがあります
発熱の度合いも個人差があり、大人の場合軽い倦怠感で済む場合もありますが、高熱が出ることもあるので注意が必要です。

●下痢
ロタウイルスの最も特徴的な症状が下痢です。
ロタウイルスにかかると、白くて水っぽい下痢が出ます
人によっては、逆に一時的な便秘を引き起こすことがあるようです。

 

重症化することも?

大人の場合、ロタウイルスにかかっても軽いむかつきや倦怠感で済むことが多いです。
ただし胃腸障害や発熱には個人差があり、体調が崩れているときに運悪くロタウイルスにかかると重症化することもあります

脱水症状や高熱からの脳炎、さらには腎障害といった深刻な合併症を引き起こすこともあるようです。
毎年80万人が受診して、8万人が入院、およそ10人が死亡しているため、油断できない病気といえるでしょう。

 

治療法

ロタウイルスには特効薬がないため、対症療法で治療することになります。
特に注意が必要なのは、脱水症状です。
嘔吐や下痢、発熱でじわじわ水分が失われていくので、水分補給は小まめにするようにしましょう。

下痢止め嘔吐止めのような薬はかえって危険です。
下痢や嘔吐はウイルスを体外に排出する意味があるため、止めてしまうと逆に症状が長引くことになってしまいます。
どうしても酷い場合は、整腸剤などで腸内環境を整えるようにしましょう。

ただしあまりにも嘔吐が酷くて水が飲めない場合は、病院で点滴治療を受けることになります。
自宅療養でも十分に治せる病気ですが、嘔吐と下痢が同時に出るような場合は少し危険なので、医療機関を受診しましょう。

 

出勤は可能?

ロタウイルスにかかった場合、絶対に会社を休まなければならないということはありません
ただ感染力が強い病気なので、なるべく休んだ方が良いでしょう。

例えば感染者がドアノブに触れるだけで、ウイルスがドアノブに付着します。
そして他の人がドアノブに触れるとウイルスが手に付着し、その手で何か口に含むだけで感染してしまうでしょう。
結果的に集団感染に陥ってしまうことも珍しくありません。

また症状が重い場合は、お腹の調子が気になって仕事どころではない場合もあります。
ロタウイルスにかかった場合、完全出勤停止になる会社も増えているので、感染した場合まずは人事課や上司に相談してみましょう。

 

まとめ

ロタウイルスは、小児がよく感染する胃腸炎の病気です。
たいていの人は小さい頃にかかって免疫ができているため、かかっても重症化せずに済みますが、体調が崩れているときに感染すれば重症化することもあります。

主な症状は発熱と嘔吐、下痢です。
重症化すれば、脱水症、脳炎、腎障害といった危険な合併症を引き起こすので注意しましょう。
治療法は対症療法が中心で、とにかく脱水症を起こさないようにすることが大切です。

ロタウイルスの場合、出勤停止が義務づけられているわけではありませんが、感染力の強さや症状から、休むことが推奨されます。
少なくとも白い下痢が治まるまでは休んだ方が賢明です。

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