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新型うつ病(適応障害)は甘え?なりやすい人の特徴

近年増加傾向にあるうつ病ですが、典型的なうつ病とは違う、新型うつというものがあります。
若者によく見られるという新型うつ。

普通のうつとは対処のしかたが違うので、注意が必要です。
新型うつの特徴や対処の仕方について見ていきましょう。

 

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新型うつとは?その特徴と主な症状

20150512_2_1従来のうつ病においては、抑鬱症状や無気力、自責の念にとらわれるなどの症状が代表的でした。

しかし新型うつの患者は仕事のときは無気力になるのですが、休職中の趣味旅行などは普通に楽しむことができ、自責の念にかられる事も少ないです

むしろ他人のせいにしてしまい、自分の権利を主張する傾向があります。
うつ病の自罰的な症状とは正反対で、他罰的です。

 

また抑鬱症状が延々続くわけではなく、仕事のあいだなどはうつ病の症状が見られますが、自分の楽しいことをやっている間などは一時的に回復する傾向があります。

趣味を楽しんだり、環境や上司のせいにしたりするので、若者の甘えではないのかと思われがちですが、患者本人にとっては深刻な問題です。

職場に入るやいなや精神的肉体的に不調を来たし、そのまま放置すると健康に深刻な被害をあたえることになります。
新型うつ病になりやすい人の特徴として、真面目競争心が強くプライドの高い人がなることが多い病気です。

 

新型うつと適応障害

20150512_2_2適応障害とは、普段は健康ですが、職場など特定の環境に置かれると体に不調を来す病気です。
新型うつの別名になります。
そもそも新型うつというのは正式な病名ではなく、俗称です。
精神医学上での正式名称は適応障害です。
新型うつという言い方が誤解を招いている節があり、まるで職場でうつを装っているけしからん若者のようなイメージを与えています。

うつ病の一種という考えも誤解を招く一因です。
うつ病に一部症状が似ているだけで、実態としては相違点の方が多いでしょう。
職場など一部の環境で不調を来すという症状から、適応障害という呼び方のほうが言葉のニュアンスとして誤解を招きにくく、適切かもしれません。

 

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新型うつの対処法・接し方

20150512_2_3新型うつの治し方は、普通のうつとややアプローチが異なります。
新型うつは周囲のサポート不足本人の精神的未熟さが原因です。
自分の限界を超えた仕事量を抱えたり、環境への適応力の乏しさにより、心の働きが弱まり極端なストレスから不調を来します。

治療するには、周囲が適切なサポートをして本人の成長を促したり、過度なストレスを回避しつつも、ストレス耐性をあげる医学的サポートが必要です。
助言相談教育が重要になってきます。

 

家族職場など周囲が果たす役割も大切です。
過度のストレスを感じないように、環境を調整したり支援をすることで、ゆっくりとストレスに慣れるよう取りはからう必要があります。

ただし、本人を過小評価して過度な支援をすることは禁物です。
かえって患者を傷つけ、依存心を深めてしまい、社会的な復帰が遠のくことになります。

また厳しく叱りつけることも控えてください。
より自分の殻に閉じこもってしまう可能性があります。

 

常に側にいて温かく見守る。そしてどんな些細なことでも相談に乗ってあげる。
タイミングがあれば優しく背中を押して上げる事が回復への近道です。

 

まとめ

新型うつは従来のうつ病と違い、仕事のときなど一時的・限定的な状況で鬱になる病気です。
傍目からは病気ではないように見えますが、仕事中などは深刻な体の不調を来すれっきとした病気なので、適切な治療が必要です。

治療においては本人のストレス耐性を上げる必要があり、周囲のサポートが重要です。
ただし過度の支援はかえって患者を傷つけて逆効果なので、さじ加減に注意が必要です。

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